2008年02月07日

『ここ〜食卓から始まる生教育』

何だろう?と、タイトルに魅かれて読んでみました。

 『ここ〜食卓から始まる生教育』

 「性を大切にしようと思えば、生が大切になります。
 性教育は生教育です。
 生を大切にすれば食が大切になります。
 生きることは食べること、食べることは生きることです。
 「性」と「生」と「食」はつながっていたのです。」

この本の著者は、福岡県在住の、
助産師の内田美智子さんと、大学の農学部教員の佐藤剛史さん。

助産師として、生と死を見つめ、性教育に携わってきた内田さんは、
食卓の力、食べることの大切さを訴えていかなければ、と、
あちこち講演してまわっているそうです。

子どもは、いつか親の手を離れて、
一人で生きていかなければならない。
では、子どもたちの生きる力を育てるのは、何だろうか?

何を食べ、どう食べるか、一緒に食べる人はいるか、
食事の時間が楽しいか・・・
といった経験の積み重ねが、いかに大きいか、
家事をする力を身につけることが、いかに大きいか、
ということを、内田さんは指摘します。

「食べること」は、単に栄養を与えるだけではなく、
あなたは大切なんだよ、という愛を伝える手段でもあること。
そうやって大切にされた子どもは、自分を大切にできること。
十分に愛された子どもは、素敵な大人になれること。
子どもは「育てられたように育つ」ということ。

この本を読んでいて、毎日の「食」の積み重ねって、
すごいことなんだなあ、と思いました。

そういえば、私自身、家事なんてしなくてもいいもの、
とインプットされて育てられたような気がします。
家事なんて、つまらないもの、時間の無駄・・・
そう思っていた時期が長くありました。
それが、ある時期から、
自分が身につけてないものがたくさんあることに気づき、
親から教えられてないなら、他の人からでもいいので、
何とかして学びたい、という気持ちが、だんだん強くなってきました。

生きる力が身についてないことで自信を持てない自分がいて、
それができるようになれば自分に自信を持てる、
ということに気づいたからです。

だから、今、こんな活動してるのかもしれないですね。

今の自分、まだまだ十分じゃないかもしれないけど、
手をかけるべきところに手をかけることを、
省かないようにしていきたいなあ、と思いました。

毎日の子どものご飯、ちゃんと作ろう、って思いました。

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posted by 風和土 at 23:04| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お読み頂いてありがとうございます〜。
大感謝です。
これからもよろしくお願いします。
Posted by 佐藤剛史 at 2008年02月08日 05:36
>佐藤剛史さん
はじめまして。
直々にコメントいただけるなんて、光栄です!
ありがとうございます。

私も、小さい子どもがいるので、この本読んでてじーんときました。
おまけに、福岡県出身なので、お話を身近に感じています。
いつか、内田先生の講演も聴かせていただく機会があれば、と思っています。

どうぞ、これからもよろしくお願いします。
Posted by 風和土 at 2008年02月08日 13:17
日本では家事や家にまつわる数々の仕事を、無給のためかあまり重要視しない時期が続いてたように思います。
れいちゃんが、家事に興味がもてない時があったのも、その社会の弊害ではないかと思います。
家事にまつわるさまざまな事は女性問題とも関係しているので、とっても難しいですが、れいちゃんのように素直に、「まず、こどもから・・」と取り組むのが一番だなあと思いました。
個人的な感覚ですが、生活が豊かになると、食事の風景が寂しくなる場合があるようにも、思いました。
Posted by ケイコ at 2008年02月16日 13:18
>ケイコさん
無給だから重視しないという問題、確かにあると、私も感じてきました。
主に女性が担ってきた、本当は欠かせない様々な「仕事」は重視されず、外で稼ぐことだけが「仕事」として重視される、という感覚。
私も、ずっと、そういう見方をしてきてたと思います。
ほんとは、どれも「仕事」なのにね。

昔の人は、家や地域での数々の「仕事」というものに対して、もっと違った見方をしてたはずですよね。

確かに、女性問題とも深く結びついているので、単純ではないですよね。
単に昔のいいところを引き継ぐだけではなく、男性にも女性にも、新しい価値観で、家事や家の仕事を伝えていく必要があるんじゃないかなあ、という気はしています。
Posted by 風和土 at 2008年02月18日 00:56
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