「皮むき間伐」のワークショップに参加してきました。
会場は、有機農業を営んでいるパンプトン農場さん。
簡単にできる間伐方法、と聞いたことがあったのですが、
実際に見たことはなかったので、
いい機会なので行ってみることにしました!
今回、皮むき間伐を教えてくださったのは、
7 Genaration Walkのみなさん。
10月に名古屋で開かれるCOP10(生物多様性世界会議)に向けて、
8月末に山口県上関を出発し、10月の名古屋到着目指して
歩いている途中で、ここに寄ってくださいました。
7世代先の未来の子どもたちのことを考えて、
また、7世代前のご先祖様の営みに感謝して、
そして今を生きる、ということで、この名前がついているそうです。
さて、最初に、なぜ「皮むき間伐」なのか、のお話を聞きました。
日本の森林率は、約7割。
そのうち、人工林が約7割。
そのうち、手入れ(間伐)が必要な人工林は7割。
…ってことは、国土の40%弱が、間伐が必要!?
間伐をしないと、木は材木として使える木に育たないし、
土地がやせて、土砂が流出しやすくなり、土砂崩れの危険性がある。
・・・要するに、ほっておくと大変なことになる。
こんなに面積が多ければ、
林業のプロだけの力では、とても間に合わない。
ということは、プロ以外のみんなの協力が必要!
で、素人でも、子どもでも、安全で楽しくできる方法、
皮むき間伐の登場、ということだそうです。
というわけで、さっそく開始☆


のこぎりで、ヒノキの皮に切れ込みを入れ、
ヘラのようなもので皮をむきます。


これだけなので、子どもでもとっても簡単!

みんなでわいわい言いながらの作業はあっという間で、
約30人ほどで、約70本の木の皮をむきました。

このまま1年ほどおくと、適度に乾燥されて軽くなり、
簡単に出せるようになるそうです。
この場所、1年後がどうなってるか・・・ぜひ見てみたいものです!
これ、他の場所でも、やってみたいなあ・・・。
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みんなで持ち寄りのお昼ご飯、おいしかったです。

間伐のあとのお楽しみ。近くの池で泳ぎました。


【関連する記事】
私もぜひ神山で試してみたいと思っています。
ハシゴかけて上までのぼるんでしょうか?
さすが富士宮、すすんでますね!
はしごも何もいらないですよ〜。
表皮に切り込みを入れて
ヘラなどを使ってはいでいくだけなので、
ほんとに簡単。
神山でも、間伐してもいい所があれば
ぜひ、やってみたらいいですね☆
今度訪ねたときに、試してみましょうか!