知人から案内をいただいた映画の上映会に行ってきました。
場所は、おとなりの町・神石高原町の田辺ファーム。
まわりには田んぼの広がる、山の中。
そこに20数人くらい?が集まりました。
農場主の田辺さんが、
元・鶏舎だったところにコツコツと作ってきたという小屋。
自由に使えるスペースを作りたいという
1人の思いからつくりはじめたところが、
徐々に協力者が現れて、材料もいただいたりしながら、
完成させたそうです。
中は、こんなふうな感じでした↓
上映があったのは、「食卓と海」と「記憶と記録の間で」。
「食卓と海」は、水産資源の枯渇の問題に触れながら、
漁師さんの間で伝統的に守られてきた取り決めなど
持続可能に資源を利用してきた知恵なども取材してあり、
政策提言もあって、なかなか考えさせられる内容でした。
「記憶と記録の間で」は、
今回の上映を企画された林さん自身がカメラをまわしています。
映画を撮ろうとする人たちを撮った作品で、
登場する人たちの思いが伝わってくるような作品でした。
どちらも、小さい上映会ならでは、でしたね!
上映会のあとは、有機農家さんの食材で
農家さん自身が作った食事をいただきました。
ごはん、けんちん汁、刻んだ野菜にエゴマのドレッシング。
シンプルなこういうごはんが、おいしい!
イノシシの肉も焼いてました。
(写真、撮るの忘れた^^;)
神石高原町には、有機農家さんが多いんです。
映画の上映だけでなく、そういう生産者の方たちの思いを伝える、
という趣旨もありました。
だから、いろんな人がいたようです。
地元からも、地域外からも。
で、不思議なことに、半分以上の人が
どこかで出会ったりつながってる人たちでした。
世間は狭いです(笑)。
自己紹介を聞いてると、1人1人熱い思いのある人たちで・・・
ことさらに地域おこしをしようと言わなくても、
この思いが地域をつくっていくんだろうな〜と、
そんなことを感じました。
さて、この上映会、季節ごとに企画されるそうです。
案内いただいたら、こちらでも紹介させてもらいますね!

【関連する記事】
今日、鈴木監督に上映の報告をしました。「記憶と記録の間で」は見れば見るほど、奥深い作品になっております。
次回の上映&食事会も楽しくやりたいですね。
すばらしい企画を、ありがとうございました!
確かに、あの作品、この人はどういう人だろう?と考えているうちに終わってしまってので、もう一度見てみたいですね。
次回も楽しみにしています♪
「田辺ファーム・映像の収穫祭」で上映させて頂いた「食卓と海」がアースビジョン地球環境映像祭のアースビジョン賞をとったそうですよ。僕は知らなかったのですが、皆さんの評判が良かったのも頷けました。
アースビジョン地球環境映像祭
http://www.earth-vision.jp/14-03mainfestival09-j.htm
なるほど、そうなんですね!
短くても中身の濃いあの映画、
またどこかで上映できたらいいな、と思います。
海産物は食卓に欠かせないのに、
漁業のことは知らないことが多いなあ・・・と。
いろいろと考えさせられる作品ですね!